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方尖塔(オベリスク)にて
作詞 日野原良行
破壊された未熟に恋をしているのだよ
永い旅路を経て
安らかに眠れ

ある日、路地裏を歩いていたら
人知れず実をつけた
背の低いヒマワリが
雨に負けて
萎れて行きました

目の前は繋がることのない
絆で歩くのも困難
やがて通わなくなった言葉は
地下室で残響を撃つ
No,No,No...

眩(まぶ)い都会は
ガラスの涙溢れて
つらい毎日が過ぎ
天国を住所にする
Oh,my dear.

夜にだけ咲く光蘚が話す
「人の行く末を占うことは
手を高い空に近づけて
雲を隠し  
光りを壊すのだ」

永い旅路を経て
安らかに眠れ
Woo...

世の中は広がる一方で
選択の余地さえ傍観
やがて時を忘れた皆は
方尖塔で鉄砲を撃つ
No,No,No...

雲の上で
一輪の花は散り行く
生命(いのち)の途切れる瞬間
永い旅路を経て
安らかに眠れ
Woo...
傍観者たちの咏(うた)

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公開日 2004/04/05
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コメント ある意味で社会についてです
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