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先に。
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作詞 白桜 |
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そこでとまらずに先に行きたい
やっぱり見えるのは暗い道
誰に教えられたわけでなく
そこが嫌なことを知っていて
周りにはバケモノとウソ
おもうのは「ああ、やっぱり」
それだけでひざから力が抜ける
先に行けなくなる
でもいつもそこに必ず
光を帯びた一羽の鳥が舞い降りる
『先へ進め』と
そしてあざ笑うかのように先に飛んでゆく
その後姿は私を待っている
『早く来いお前にそこは似合わない』そういって
自分は光へとけていく
そのたび私はひざに力を込めて
心を叱咤して先にいく
ムカツクそいつに文句を言いに
弱い心は捨てられないけど
あのムカツク鳥がいる限り
私は前へ進める
そのうちあいつに会わなくなるように
そこでとまらず先に行きたい
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