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この世と言う独房
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作詞 小命 |
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真っ赤な月が顔を出すとき
この世の終わりの鐘がなる
真っ赤な星が顔を出すとき
この世の最後の音が響く
人々の鼓動が響く
風が止み雲が止まる
細胞が壊れていく
血があふれ噴き出した
命持つ者に死を与え
命なき者に生を与え
この世の歯車が狂い出した
一つまた一つ狂っていく
愚かな人間は気づかない
死への時計が進み出したことを
海が割れ憎悪が噴き出した
・恨み・憎しみ・悲しみ
感情の迷路に迷った人間
永遠にさまよい続ける
現世という独房の中で
命ある者に死を与え
命なき者に生を与え
「生まれた」人間はとても愚かだ
永遠に逃れる事のない独房で
もがき、苦しみ続ける
死に楽などない何もない
幾千もの風景 幾千もの町並み 幾千もの時代
幾千もの人々 幾千もの地 幾千もの空
お前はそこに、何を見る?
この独房の中で何を求める?
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