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遠い記憶
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作詞 道化師 |
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あのころは、何も知らなくて
あの空に浮かぶ雲だって、掴めるって信じてた
あのころは、すべて輝いていて
自分もずっと輝いていけるって信じてた
そのままでよかったのに...
あのころ抱いた幼い不安が
僕の世界を蝕み続ける
あのころなら消せた不安は
現実を知る度膨らんでゆく
あのころに戻れたら...
いっそ何もかも捨て去って、風のように無邪気に舞って
いっそ何もかも忘れ去って、海のように穏やかに眠りたい
本当は今もあのころのままで...
本当は今も、何も分かってなくて
それなのに、僕は世界を拒絶する
本当は今も、すべて輝いていて
それなのに、僕は光を失って
ただ、僕だけが変わってしまった...
遥か彼方に見えるのは
あのころの儚い幻影
遥か彼方に見えたのは
うつろい続ける遠い記憶...
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