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幸せのブラックコーヒー
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作詞 早坂 苗 |
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季節の変わり目
だんだん寒くなってきた気がする
ポストには見もしない新聞が溜まってる
ゴミをあさる猫の姿目に付くけれど
今日も見ぬフリをし通り過ぎる
あぁ 毎日暗い部屋に帰らなきゃいけないし
あぁ 今日も遅くなりそうだ
仕事中にビールが飲みたくなった
だけど小心者の僕は
自販機でブラックコーヒーを買った
上司を頭ン中で殴りながら
もしこれが現実であったならば…
なんて考えても答えは同じだ
僕は僕はそんなことをできるはずもない
テレビをつけると
司会者が言った面白くも無い冗談に
観客は皆 腹かかえて笑ってる
意味も無く投げたチャンネルが
足のつま先に当たった
痛い 日々忘れられていく
情報や心情、愛情
なぜ? あんなにも感謝したことなのにな
帰り道に捨てられた子犬を見た
犬なんか好きでもないけれど
置き去りにされたそいつを見ると
頭を撫でてやりたくなった
もしこれが赤ん坊であったならば…
ぼくはどうしていただろうか?
そう考えると何だか不安になった
あぁ 補導されてる中学生が
ちょっと羨ましく見えた
あぁ 明日も頑張らなくちゃなぁ
あぁ これは僕が選んできた道だ
うん 今日もブラックコーヒーを飲もう
仕事中にビールがのみたくなった
だけど小心者の僕は
自販機でブラックコーヒーを買った
上司を頭ン中で殴りながら
もしこれが現実であったならば…
なんて考えても答えは同じだ
僕にはそんなことできるはずもない
それでも僕は少し幸せだ
僕には明日という未来がある
君という光が僕を照らしてくれるから
そうだ 明日は2つ ブラックコーヒーを…
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