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アップルパイ
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作詞 大林透之 |
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全部壊れてしまったような
脱力感が僕を包む
僕がもしアップルパイなら
それはそれでいいね
でも全然違う 僕は人間だ
「最期に笑って死ねたらいい」
ええ 嫌だなあ そんな死に方は
僕がもしアップルパイなら
中身 破裂してるね
そうもいかない
目に見える世界は目に見えてる
でもそれでいい それでいいよ
厚化粧なTVキャスターは
今日も定時に原稿を読み上げる
僕がもしアップルパイなら
そんなニュース聞かなくていいのに
目に見える世界は目に見えてる
でもそれでいい それがいいよ
壊れたアップルパイ
味は一緒だろ 気にすんな
壊れたアップルパイ
熱々のうちに 冷めないうちに
目に見える世界は目に見えてる
目に見えない世界は目の裏にある
全部壊れてしまったような
脱力感が僕の味方
僕がもしアップルパイなら
それはそれはとても
美味しいと思うんだけど
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