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幻
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作詞 さーこ |
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頭をなでた手が大きかったのは覚えている
小さな道の小さな私の小さな頭を
時は流れるのが早すぎて 目に見えないことがある
あなたに会えたのは小さな幻なのか
私は未だわからないまま
だから私は思う あなたのことを
眠れない夜はあなたの声で
寂しい朝はあなたの笑顔で
小さな幻をおぼえている
涙で話せない私を 大きな手でなぐさめる
あのときの太陽がまぶしいのか
私はまだあっていない
だから私は泣く あなたのことで
小さな私の手にあなたの手を
胸のフイルムに焼きつける暑さ
小さな夏は終っていない
教えてくれたのは小さな優しさと小さな恋と小さな幻
小さな私に何ができたのだろう
あなたにも幻を
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