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シドアンドナンシー
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作詞 クラムボン |
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彼は笑ってベースを壊した
ツンツンに立てた髪が雨で崩れた
「ナンシーみたい」とアタシに微笑む
貴方は可愛そうなシドそっくり
雨はやむ気配ないし
貴方は病みきってるし
アタシはナンシーなんかじゃないから
貴方を快楽へは導けないの
ねぇ、そんなにきつく抱き締めると
貴方の服の装飾があたって痛い
まるでスタッズ達が
貴方をまもっているみたい
彼は泣いて頭をぶつけた
ツンツンに立てた髪の面影は無い
「子供みたい」とアタシが言ったら
貴方は一瞬アタシ見て微笑んだ
雨は強く打ちつけるし
貴方もまだ打ち続けるし
アタシはいい加減うんざりきてるから
貴方の部屋を後にしたの
ねぇ、そんなにずっと泣き続けると
貴方の目が血に染まりそうで怖い
まるで貴方の心が
貴方を食べようとしてるみたい
ねぇ、アタシ本当の事言うと
シド ヴィシャスなんて大っ嫌い
弱くて弱くてどうしようもなくて
部屋のポスターが貴方に見えてくるの
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