|
|
|
恋という名の物語
|
作詞 ARINA |
|
真夜中 車もまばらな高速とばしてアクセルふかした
いつもは気にしないエンジンの音が
やけに大きく聞こえた
そうけっこう落ちついてさよなら言えた
寂しさを消して
君のぬくもりが残るこの部屋で
今日からは一人で生きていく
ふたり求め探しつづけたものは
同じだったかもしれないけど
僕らの愛の形は少しずつ 何かに押され始めていた
電話の向こうで強がる 君の涙はとてもいじわるで
傷つくことより 傷つけることの重みが 僕を傷つけた
君がくれた時計は今でも 正確な時を刻んでる
二人過ごした日々はもう二度と
同じ気持ちで振り返らない
結論だけを急ぎすぎてる そんな気がしてた
自分の夢とやりたいことを 貫き通すために
突然言われる別れの言葉は
納得なんかできないよねと
例え話で笑った僕を 君は許しはしないだろう
今までと違った関係になって 僕だけが一人
居心地のいい二人の距離に 君を位置づける
影の涙を葬るために
出逢いという奇跡で始まる恋も 終わりは来るけど
あの時二人が感じた何かは嘘じゃない 覚えてる 今も
恋という名の一つの物語は
自分一人のものじゃないと
君は少しだけ涙を浮かべて
僕を見つめてつぶやいた
うわべの優しさやなぐさめじゃなくて
心の奥から愛したことと
君と描いたすべてのことも 置き去りにはしないから
|
|
|