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あの空を見つめて
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作詞 流珂 |
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毎日僕は先生の話も聞かずに
授業中に窓の外を見てため息をつく
空はいつも青く遠く広がっている
雲一つない空が印象的だったな
外はあんなにも綺麗なのに僕はずっと
下らない話を聞かされて机に伏せていて
一度あの空になりたいと思ったよ
昼は元気な子供達が遊んでいる所を
夜は恋人達の甘く切ない語らいを
静かに優しく見守っている空だから
僕はあの空になって世界を見てみたい
目覚めの朝にはさんさんと輝く太陽
眠りの夜にはしなやかに輝く月
時間で顔を変える空がいる
同じ様に見えて全部違う色
一度僕も変わってみたい
雨を降らせ雪を積もらせ
太陽を照らし月を満ちさせ
僕らの心を飽きさせず捕らえる
そしてまた僕は今日も空を見ている
雨は空の涙だと思っていた子供の頃
悲しんでいるのかと思っていたけど
本当は嬉しくて泣いている
僕はそう思うよ
今日も空は遠くまで僕らを見ている
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