|
|
|
Original song
|
作詞 架夜 |
|
好きな言葉を集めて 歌を作ろうとした
書き出した詩を 指折り数えて
頭の中に 浮かんでは消えるメロディーと
上手に合わせながら
沸き上がるモノを 形にするのが楽しくて
キレイな言葉 キレイなメロディー
夢中になって 遂に書き上げた
完成した喜びと 達成感に浸かって
1人の部屋 口ずさむ
この世に唯一つの歌
そんな肩書きに 満足してた
得意になって ピアノで弾いていたその歌を
聞いた人が 投げかけてきた言葉
「それ、何かの歌に似てる」 恐れてた言葉
喜びも昇華した
その歌の中に 自分の本音はあったのかな
キレイな言葉 キレイなメロディー
飾ってばかりで 中身のない歌
オリジナルという名の 自信を挫かれてからも
頭の中 くり返す
誰も知ることのない歌
閉め切った部屋に 寂しく響く
キレイに整った 言葉もメロディーも
僕のものじゃなかったんだ
汚くてもいい
僕自身に正直な歌がつくりたい
この気持ちを 歌にして伝えたい
その歌の中に 自分の気持ち込められるかな
ほんとの言葉 飾らぬメロディー
今度こそ僕の 唯一つの歌
どこまでも真直ぐで かっこよくなんかないけど
気に入ってる いい出来だ
僕にしか歌えない歌
僕だけの気持ち 響かせる歌
その歌の名は 『オリジナルソング』
|
|
|