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とぎれとぎれ
作詞 厳
灰色の雲が薄く紅く染まる頃
僕はゆっくりと空に手をのばした
とぎれとぎれの視界の先に
君の姿が見えた気がした

強い光が羨ましくて
そっと触れた指先は
影になって瞳の奥に焼きついた

地に口付け屈辱を舐め
それでも此処で祈り続けるのは
“僕が光を拒んだのさ”
目を覚まさない君にそう嘯いた

赤い雲が深い黒に沈む頃
言葉だけを残して冷たくなった祈りは
きっと地の底で眠る君に届かないまま・・・

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公開日 2002/10/10
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コメント ちょっと暗いかも知れません・・・。感想頂けたら嬉しいです!
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