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レリエルと宵闇のコンプレックス
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作詞 咲良 |
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目覚めない頭のまま真夜中に天使が舞い降りて
闇に映える白い羽根を見せびらかして誘った
僕と遊んでくれないかな?
手を取って飛び立った空は風が強い日で
3rd.stのバイオリン弾きも今日はいない
静かな街に月明かり 黒猫も隠れられない夜
逆にあいつは歌ってる 仔猫の頃の子守唄
時計台の屋根に座って 知らない歌を口ずさむ
にぎわい始めた夜 天使はそれ見て微笑んで
月にもたれて星を空に撒き散らした
一緒にいてあげようか? 夜は独りじゃ寂しいから
夜の天使は嬉しそうに 星の破片をくれた
この世には決して無いものさ
それはあなたも同じでしょ?
答えてくれなくて 笑顔を少し曇らせちゃって泣き出してた
僕はずっと独りきりで 闇に姿は誤魔化されて
夜が嫌いだったんだ だから自分も嫌いだった
何時の間にか静まる街 普段の真夜中に還る
夜が静かな理由(わけ)がやっと判った気がして
せめて朝が来るまでは一緒にいよう
その言葉 夜をまた色付け始める
時計台の屋根に座って 知らない歌を口ずさむ
にぎわい始めた夜 天使はそれ見て微笑んで
月にもたれて星を空に撒き散らした
星座のカーテンを広げて 知らない時を過ごそう
輝き始めた夜 天使はそれ見て微笑んで
白い白い羽根 闇を遮るほどに強く
強く 強く 強く 羽ばたかせた
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