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詩 → うた
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作詞 杏菜 |
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枯れかけた花に水をやって
今宵も又 逢えない人の幻影を抱きます
過ぎた日を悔やむ程
まだ暇に遊ばれてはいませんが
貴方という存在を忘れる程
絶え間なく時を刻んでいるわけではありません
其んな日常には
何の心地良さも感じないのですが
其れでも此の世界は
貴方という存在が愛した場所なので…
唯一の思い出と喜びを胸に秘めながら
今宵も詩を唄い続けているのです
もう聞こえないとわかっていながら
其れでも毎朝写真に語りかける自分が居るのです
面影を抱くことしか許されないのですか
此の詩は何処までも届きますか
最後に触れた手は
もう何も惜しむこと無く在り続け
いつか貴方という存在すら忘れる日が来るでしょう
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