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輪廻
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作詞 岸野雅也 |
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-----混沌-----
今日も世界の何処かで争いは続いている
瞬きほどの一瞬の光が過ぎ去った静寂の時
独裁者は闇と孤独に脅える
漆黒の闇の中 誰かの放った1本の火矢は
時として何かを動かす力となり
その小さな明かりが新しい世界を映し出すこともある
-----呼応-----
今日も世界の何処かで悲しみが溢れている
届けたかった想いの欠片を握り締めて倒れた時
戦士の叫びはいつまでも夜空にこだまする
消えかけた魂 僅かに聞こえる最後の言葉は
時として世界を動かす力となり
その熱き想いが閉ざされた世界を解き放つこともある
-----息吹-----
今日も世界の何処かで淡き光が目覚め始める
忘れかけていた絆と勇気を皆が手にした時
小さな希望はやがて大きな現実となる
見果てぬ夢の中 誰もが唱えし最後の呪文は
時として全てを貫く雷(イカズチ)となり
その大きな力は誰にも止められないものとなる
-----輪廻-----
今日も世界の何処かで闇は光に包まれる
広大な大地を新たな光が覆い尽くした時
いつしか人々はその眩しさが故に目をくらます
忘れてはならない 闇は光の中で息を潜め
時として誰も気付かぬうねりとなり
その巨大な渦がやがて全てを飲み込むこともある
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