|
|
|
3番線
|
作詞 どぶはまり |
|
いつも通りの 駅前で
高らかに響く あの口笛
「ここで会おう」は 照れるから
いつの日か決めた この約束
新しいジャケットを着込んで 会いに行くよ
マンションの螺旋階段 駆け下りて
最後の一段 踏み締める
繰り返しと違う 繰り返し
終わらす1歩を 踏み出すよ
いつも通りの 駅中で
静かに聞いた あの言葉の
「遠くに行くよ」が辛いから
再開を決めた その約束
真っ白な便箋を手渡し 君は消える
滲んだ塗装 最終列車 音を立て
最初で最後の ドアが閉じる
別れ際こだます 優しい音
泣いていたのは ただ一人
「大人になった 最初の この日に」
確かに聴こえた あの音は
綺麗に書かれた あの文字は
いつまでも この場所を 示してる
吹き返せなかった ガラスの向こう
今も君が 立っていたなら
擦り切れたジャケットを着込んで 会いに行くよ
マンションの螺旋階段 駆け下りる
最初の一段 踏み締めて
繰り返し吹いてた 優しい音
大人になっても そのままで
3番線 最終列車 音を立て
最初で最後の ドアが開く
いつまでもこだます 口笛を
願い続ける 繰り返し
|
|
|