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白い朝(First page)
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作詞 竜二 |
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君と一晩過ごした後の 朝の光は重たくて鈍い
寝ぼけまなこで 君の寝顔を見る
髪の毛の寝癖を ガラスの向こう側に見る
今日も白い朝が空からやってきた
気だるい身体を頭から持ち上げる
悲しいことはひとつだけ
それは枕カバーが破けてること
千鳥足で君をまたいで 重いカーテンの端を持って
雨降りの空を みていたら
後ろで君が のっそりと起き上がる
今日も白い朝が空からやってきた
灰色の心に徐々に色をつけていく
悲しいことはひとつだけ
それは君と目がまだ合ってないこと
冷たい廊下の上を 裸足のままで
歩いていると冷たいよ
僕はズボンの裾を足のほうへと伸ばす
今日も白い朝が空からやってきた
灰色の心に徐々に色をつけていく
悲しいことはひとつだけ
それは君とまだお喋りしてないこと
今日も白紙の1ページが始まる
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