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雪ダルマ
作詞 竜二
白く深く積った雪ころがして雪ダルマを生みだした
「拒絶されるこの俺と友達になってくれないか?」
雪ダルマは少し融けて
「日陰に私を動かしてくれたら長く一緒に居てあげれるよ」

体育館の裏に雪ダルマを連れて来て座りこんで話しかけた
「軽蔑されるこの俺と友達になってくれないか?」
雪ダルマは少し融けて
「私は何も出来ないが、あなたと話はできる」

2日目の朝 積った雪抱えて雪ダルマにわたした
「いじめられるこの俺と友達になってくれないか?」
雪ダルマは少し融けて
「一人ぼっちでさみしいでしょう、私はあなたを見捨てない」

3日目の朝融ける雪 雪ダルマの姿を探す
「見捨ててくのか?お前も俺を友達にしてくれないのか?」

少し残った雪のかたまりが彼を呼んだ―\―\

「私はあなたを見捨てない 私はこのまま空気に溶け込んで
これからもずっと あなたの傍にいてあげる」


二人はそれからいつも傍に、近くで寄添っていたけど
いつになっても 死ぬことのない

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公開日 2006/10/31
ジャンル 荅鐚鐚
カテゴリ
コメント Half wayな作品その 19 人間の自然に対する勝手さを表\したくて書いた詩です。
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