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それは白雪の…
作詞 黒子
真っ赤な林檎を一口如何?
美味しいよ 食べてごらん
それはそれは 倒れる程に
甘くて深い毒林檎

七人の小人に見守られ
只安全に楽しく日々を過ごす
そんな微温湯の中で
静かにひっそりと

ある日微温湯は変化した
林檎売りのお婆さんに
林檎を一つ貰ったの
危ないからこそ誘われて
甘い毒に口付ける

意識が遠のく 夢の中で
王子様が来てくれた
どうせ夢なら覚めなければ…
一生夢の中で暮らすわ

唇に何かの感触を覚えて
閉じていた瞼を開けた
目の前には白馬の王子様
唇にはそう 甘いキス

夢の中でのあの時が
今現実で繰り広げられる
あの毒林檎のお陰?
そう言ってもハズレじゃ無い
一応お礼でも言っておきますか

「有り難うお婆さん
 毒林檎売りのお婆さん」

真っ赤な林檎を一口如何?
美味しいよ 食べてごらん
それはそれは 倒れる程に
甘くて深い毒林檎


…昔々、それはそれは
とても美しい娘がいました…
それは白雪の如くに白い肌
漆黒の髪 真っ赤な唇
付いた名前は、シラユキヒメ。

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公開日 2006/10/31
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コメント 「毒林檎って美味しそうだね」…昔の私は本当馬鹿でした。や、現在進行形かも。
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