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なみだの唄
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作詞 羅苛 |
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独りぼっちの月の使者
"異世界のヤツ"は忌み嫌われた
氷の視線 突き抜ける罵声
ヤツは耐えた ヤツは耐え抜いた
ヤツにはそれより冷たい
歌声があったから
月夜の晩に 聞こえる叫び
月の使者が 涙を落とす
ぽたり ぽたり
涙は連なり 唄を奏でる
声にならない 淋しい唄を
"耳障りだ"
"悪魔の使者め"
冷声飛ばす 奴等の声
−なんとでも言うが良いさ
お前らは本当の叫びを知らないだろう
唄う 叫びを
月へ向かって
涙を落とす 声の楽譜へ
いつまで唄う 悲しみの唄
叫んで 吠えて 通じなくても
この声枯れ行き響かなくても
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本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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