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優しいメロディーに聴きいって
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| 作詞 ●Yulli● |
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森林のなか
何もすることがない日
歩き回っていると
ふとかすかな歌声が
風に乗って僕の耳に聞こえてきた
気をつけて聴いていないと
何を言っているかも解らないような
そんな儚い声だった
優しいメロディーは愛の悲しみを語った
僕は森へと進んでいった 引き込まれるように
愛していたではなくて
愛していると言ってほしかったのよ
彼女の唇から美しいメロディーが・・
深林の影に
僕は隠れて彼女を見つめていた
彼女の声に聞きいっていた
何もない毎日が
彼女を見ていると嘘のように輝いて見えた
君は誰だろう
漆黒の髪 憂いだ瞳
象牙色の肌
どうしてそんなに悲しそうに歌うの
彼女の声はひたすらに儚かった 美しかった
キラキラしていた 僕は聞き惚れた
そんなにも彼女が愛した人が
どんな人だったのだろうと考え始めた
森林の中
たぶん今日も彼女はそこにいるだろう
僕は親に嘘を付いてまで
なぜかそこへ駆け足で向かっている
たぶん今日はあの子に話しかけるだろう
流れる奏でる彼女の声に
なぜこんなにも惹かれてしまうのか
声を掛けたらきっとあの子は振り返る
漆黒の髪がその時揺れるだろう
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