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歌ってほしい
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作詞 アゲハ |
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あなたのその唇 指先 目 全て私の物にして
肩に腕をからませて 愛の言葉を聞かせて 耳元で
もう あなた以外考えられない
ほんの一瞬すれ違った日は大雪の後
真夜中なのに青く光る 凍てついた道路
君に会うために、ただそれだけにこの身を1日だけ託して
待つ間 止まりそうだった呼吸と鼓動
あなたのその溜息を 私がこの手で赤い蝶にしよう
だから歌ってほしい 声さえあればメロディーはいらない
あなたが寒ければ 私の熱の全てを捧げよう
その身体が満ちるならば、何を失っても惜しくはない
だからずっと 歌ってほしい
今日はもう眠いの だけど君の声が眠らせてくれない
なんでこんな時にだけ 幻想でしかないのに現れるの?
からかっているのなら あなたにとって私って何?
知りたくて知りたくて とまどう手のひら
あなたのその唇 指先 目 全て私の物にして
肩に腕をからませて 愛の言葉を聞かせて 耳元で
そして右腕の指定席 私のために開けておいて
他の女性(ひと)じゃなく 私だけを入れるために
そしたらもう 死んだっていい
理想じゃないけど私だけを愛して お願いよ
どうしても駄目ならいっそ私を殺して その爪で
早くしないと もう声が嗄れてしまうわ
でもいいの あなたの声が聞こえる耳さえあれば
だから歌ってほしい
ずっとずっと 私の左で
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