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夏の終わりに
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作詞 ARL(杏菜・亮・LOVECAT) |
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まだ暑さの残る月末
何もしないまま去っていく毎日
幸せなひとときを過ごしていた
隣にその存在があったから
揺れる陽炎にその身を委ね
思うがままに翻弄される
ただ 僕はあの瞬間
確かにいたはずなのに
思い出ごと消し去られてしまった
消えゆく夏の面影 真っ赤な夕日
秋の始まりを意味していた
長い影が地面でうつろい流れて
追いかけていったのに 追いつけなかった
そんな遠い昔の話
そんな夏の終わり
不意に恋しくなる朱い色
“それ”をもう少し感じていたかった
“あのトキ”を思い起こすたび涙が溢れる
思い出ごと連れ去って欲しくて
我侭かもしれない これ以上望むのは
何を望むかなんて そんなの決まっている
楽しかった“あのトキ” もう一度夏の初めに......
分かっていながら 求めてしまうのは
きみの笑顔が忘れられないから
支えているのはきっと僕だけで
他のすべてのものを
忘れようとするなら
捨てても良かった
そんな遠い昔の話
そんな夏の終わり
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