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地獄少女
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作詞 空摩 茉莉華 |
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十\二の刻 開くお部屋 恨みを還す 少女微笑む
罪深き者を 流し消すため 貴方は代償 払エルダロウカ?
呪いは全て 等価交換 使えば最後 天など見えぬ
真白き少女が 契りを交す
黒く染まりし その体吊り下げ
翻す着物 死への小径
真昼の月すら見えぬ此処
ああ君よ「一度死にたまへ」…と
頭を垂れて耐える人に 晴らす人形 藁に包まれて
苦しみは願う度 知らぬ死神 晴らし消えていく
落ちし地獄で触れ合う物は
儚く散った者の叫び
彷徨う心抱きとめたのは
流れる川の一滴の水
ああ君よ「願い聞き届けたり」…と
真白き少女が契りを交す
黒い着物に身を包む者と
迷いし羊の道先示す
四つの魂現世に降り立ち
翻す着物死への小径
真昼の月すら見えぬ此処
蝉時雨だけが降り注ぐ日に
着物を纏う少女告げる
「ああ…その恨み晴らしましょう」…と
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