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彼の犬
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作詞 乙女の心理学 |
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うまくいくはずのない片想いをする
彼が、あまりに高嶺の花だったり
他に想う人が居たり
彼が、飼っている犬の写真を見せながら
自慢げに名前を教えてくれて、
いかに愛らしいかについて語っている。
もしも自分が、彼の犬になったら。
帰ってきたときの素顔の彼を
癒してあげたいって思って
一目散に玄関に向かって走るんやろう。
喜ばせたくて芸を必死に
出来るまで練習するんやろう。
彼が起きぬけに寝ぼけた顔のままで
優しく抱き締めてくれて
寂しくなんかないんやろう
自分が死ぬまで愛してあげられるし
愛してもらえるんやろう。
…そんな幸せが、他にあるのかなぁ
彼が携帯に送ってくれた犬の写真
タイトルに『嫉妬』と付けた
でもそうなったらなったで、
他に連れてきた女の子に
むちゃくちゃやきもちを妬くんやろうし
犬という時点であまりにも土俵が違い過ぎて、
悔しいんやろな。
どっちみち切ないのに変わりはないんやね。
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