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虚しさ夜
作詞 塩の中身
表\面だけで生きてきたお前が
表\面だけの世界でしか
生きられないことは
わかっていたはずだ

夜空に放つ
花火を見ずに
音だけを聞いていた

俺はこのまま
どこへ向かうのか
不安げな顔に
涙こぼれた

夜空高く
舞い上げた
光の塊に
そっと照らされている俺は
まだ霧の中を彷徨っている


霧から抜け出したと思っていた
崖から遠ざかっていたと思っていた
だがいつも俺の後ろに
それはあった

追ってきていると思っていたが
俺はそれを引っ張っていた
「俺についてくると落ちるぜ」
俺は背負うのをやめた

夜空高く
舞い上げた
光の塊に
そっと照らされている俺は
まだ霧の中を彷徨っている


眠りたくなかったあの夜に
眠りたかったあの夜
こんなに虚しい想いが
夜を駆け巡った

空高く
投げ上げた
アメ玉一つ
その甘さが
目にしみた

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公開日 2006/08/03
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コメント こういう詩が塩の中身という枠の真骨頂なのかなーと思っています。みなさんがどう思っているかは分かりませんが・・・。ジャンルは「ロック」です。
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