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星物語
作詞 海里の唄
粉雪積もる街角に少年が一人俯く
通りを歩く人は足早に過ぎていく
少女は言った「こっちにおいで」
それから二人はいつも一緒だった

汚い毛布と大きな窓が好きだった
寝る前に羊なんか数えたりして
少女は言った「もう泣かないで」
白黒の世界に色がついた

街角に大きな木が植えられた
キリストが生まれた日だって
苺のケーキもプレゼントも
少年には夢のような話だった

少女は走った星の砂を探しに
小さなビンと地図を持って
家に着いたのは寝静まる頃
少年は独りきり星になった

「君は僕のはんぶんだね」って
破れた紙切れと1本のロウソ\ク
いつまでも輝いてた夜空に
灯が消えた時流れ星が光った

今日も街角には雪が降る
笑顔で寝てしまった少年に
少女は言った「もう大丈夫」
繋いだ手は小さかった

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公開日 2006/08/03
ジャンル 荅鐚鐚
カテゴリ
コメント とても大切な人が亡くなってしまったことを詩にしました。とても、弱くて臆病で愛を知らない人でした。人って詩じゃ表\せないってことが身にしみた作品です。
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