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なく人を想ふ...
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作詞 High |
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紅染まる佳景を眺め
待ち明かす日々に掻き暮れて
零れる暗涙の血は
「枯れて 無くなった」
貴方のお帰りを祈ったのに
赤色の雨が私を染め上げる
空にかかる黒雲は嘲る
笑う彼らは天に掲げて
大命果たした者と歓喜
崩れる音色 私のモノ
幸せを啄む鴉の鳴き声届けば
衆生の笑い声なのだと狂信
無くして初めて気付く貴方の温もりは
掛け替えの無い幸せだと
今更なのでしょうけれど
幸せ噤む色の無い人々に
撮まれました
あぁ…あまりに笑いすぎて狂いました
歪み続ける美しお顔デシタ
泣いて届かぬ この至幸の玉
転がる玉は 脆く潰えました
側で泣く この子の掌で
幸せの終わりに鳴らされる鐘の音は
耳塞いで聞くものか
鬼籍に刻まれ白装束を濡らし川を渡る
温もりは遠くに歩き
待ちすぎて狂いすぎた思考の箍は
一枚の紙で外レマシタ
幸せは 砂上の蜻蛉で...
届けられた あの人の骨
隣で泣く君に捧げる
「この子の七つのお祝いに…」
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