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無知なる偽善者
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作詞 ドクダミ |
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有り触れた涙と言葉だけじゃ誰も救えない
そんな事 知っている筈なのに
いざとなれば その手を差し伸べるものは居ない
孤独に
焦らされた両足が
僕の心を飛び越え
鎖で縛られている
夢の中へ飛び込んでゆく
グルグル巻きの包帯は
傷痕から離れて
首に絡みつながら
息を詰まらせる様に…
気付いただろう その汚れた身体では
何一つ守れない
有り触れた涙と言葉だけじゃ誰も救えない
そんな事 知っている筈なのに
いざとなれば その手を差し伸べるものは居ない
憂さ晴らしの拳だけ
泣いているように見え
独りを知った頃に
周りが淋しくなっていた
君だけは 傍にいて
独りきりにはしないで
弱さを隠し続けた
心のヴェールが憎い
気付いただろう その汚れた身体では
何一つ……………
有り触れた涙と言葉だけじゃ誰も救えない
そんな事 知っている筈なのに
いざとなれば その手を差し伸べるものは居ない
有り触れた辞書の単語だけじゃ何も解からない
そんな事も知らない状態で
しゃがむ人に 声をかけようとするなんて…
有り触れた痛みではなく 深い傷だとも知らず
綺麗事を並べた偽善者は
肩を叩き 無理に引っ張り出そうとするなんて…
何も知らないくせに…
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