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透明人間になれたなら
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作詞 星野 鉄郎 |
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朝焼けが漏れる静かな街
カラスも眠る午前3:00の鐘
旅立つ君と歩いた
いつも見慣れたバスからの大通り
思い出を踏みしめるように
透明人間でもいるような
感覚が二人の間を遠ざけて
溜息が聞こえてくる
君が泣かないと言ったあの時から
僕も泣かないと決めていたんだよ
愛している とか 抱きしめたい なんて
伝えたいことが 腐るほど 溢れてくるのに
君との 距離に 言葉が出てこないよ だから
静寂に包まれて この道を いつもより
ゆっくり ゆっくり 歩いているよ
君の温もりが背中を抱いて
まとわり付く二人の世界に
胸が締め付けられる
朝が来て街は目覚め別れの時が近づく
改札口の前 手を振る君に
サヨナラなんて 強がりしか 出てこない
伝えたいことなんて そんな事じゃないのに
愛している とか 抱きしめたい なんて
伝えたいことが 腐るほど 溢れてくるのに
君との 距離に 言葉が出てこないよ だから
涙を隠して 背を向けた 僕たちは
ゆっくり ゆっくり 離れてゆくよ
小鳥が詠う 一人きりの世界へと・・・
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