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「鎮魂曲」
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作詞 accourt of dream |
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素敵なドレスを身にまとい
永遠の眠りを・・・
「狭いよ・・・」
君の声が聞こえそうで
寝ることしかできない部屋にいて
何も考えていなさそうな幸せな顔をしていて
話しかけても何も言わない
体を揺すっても動かない
顔の一瞬のゆがみさえ見せない・・・
素敵なドレスを身にまとい
もう泣かない
真っ白な手と足と顔はもう
動かない
「嫌だよ・・・」
僕の声が響いていて
こぼれる涙をおさえていて
君も何処か悲しそうな顔をしていて
話しかけても何も言わない
体を揺すっても動かない
鼻をかく癖でさえもしない・・・
孤独に眠る君の瞳は
もう開かない
2人きりの部屋でもう
生きる気力がない
どんなに泣き叫んでも どんなに喚き叫んでも
君は動かないし話さない
だからもう この思い出は封印しよう
そして君にそっと唄を唄うよ
最初で、最後の唄を
やがて君の人生を背負って君のもとへ行くだろう
ほら、 光が射してきた
小さな部屋から 小さな窓から
僕は狭い部屋の蓋を閉じた。
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