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いつも、いつも。
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作詞 寝る猫 |
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いつも朝、メールがきていた。
いつも夜、メールがきていた。
いつも登校を一緒にしていた。
いつも下校を一緒にしていた。
いつも手を繋いで歩いていた。
いつも彼女は左側を歩いてた。
いつも笑顔で隣にいてくれた。
いつも想い続けていてくれた。
いつも仲良いって見られてて。
いつも見つめる先にいたのに。
いつも喧嘩だってしたけれど。
いつも仲直りをちゃんとした。
いつも将来の話をしたりして。
いつも結婚すると言ったよね。
いつもずっとずっと一緒だと。
いつもあなたは僕に言ってた。
いつか僕が老いてしまっても。
いつも二人一緒でいてくれる。
いつもそう彼女は言っていた。
なのに告げられた別れの言葉。
なのに突きつけた別れの言葉。
いつもそう彼女は言っていた。
高校違ってもずっと一緒だと。
いつか結ばれるはずの二人が。
今ここで崩れていった。
今彼女は彼女の道へ他の男と。
今俺はどうしようもなく存る。
いつもあった当たり前のこと。
いつもが消え去った今だから。
いつもから突き放されたから。
今
僕は途方にくれた迷子のよう。
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