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僕らは
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作詞 聖一 |
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歌を歌うようにこのままどこかに飛べたのなら
僕らはどれだけ希望に満ち溢れるだろうか
遠くから脈々と続いて繋がっている流れが
僕らにそれを思い起こさせてくれる
目を瞑ってごらん、何も見えない世界だからこそ
見えてくるものがある
耳を澄ませてごらん、雑音が溢れている世界だからこそ
聴こえてくるものがある
息を深く吸ってごらん、いつも吸っている空気だからこそ
感じる懐かしい臭いがある
大きく声を出したごらん、世知辛い世の中だからこそ
そこに訴える真実がある
僕らはいつもどこかで何かを感じている筈
僕らの生き方は、行き方は
生まれた時から登り行く螺旋階段のように
グルグルと同じ地点に舞い戻りながら
少しずつ少しずつ別な世界を見ているんだ
到達する階段の先には何が見えるのだろう
想像は、思いは、現実は、過去は、時の流れに載って
振り返ることなく流れ去り行く
僕らはいつも願っている
感じている気持ちがいつも新鮮でありますように
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