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桜のトンネル
作詞 enya
うれしい便りが舞い込みました あの人が帰って来られるかも知れないと
短い便りが心躍らせる みんなに早く伝えたくて駆け出すけど
すれ違いざま肩ぶつけ転ぶ けれど私は笑ってまた走る
誰も気付きはしないけど ずっと私は笑って息弾ませる
今年もまた雪が融け あの川沿いの舗道を 桜が囲む頃
ゆっくり歩く ピンクのトンネルを 私たちとあの人
木漏れ日の薄明かりに染められて どこまでも

約束の時刻空港のロビー あの人がやって来ないじれったさに
不安感じて胸が騒ぐ みんなおんなじ気持ちで待ち続ける
人ごみの中にあなたを見つけ やっと私は笑って走り寄る
あの人を取り囲んで みんな笑って肩を叩いて
今年もまた涅槃会の屋台 全部見渡せる舗道を 桜が囲む頃
ゆっくり歩く ピンクのトンネルを 私たちとあの人
木漏れ日の薄明かりに染められて いつまでも

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公開日 2006/02/05
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コメント ずっと面会謝絶だった知人から、電話で春になったら退院できるかもしれないという朗報が舞い込んだところから、イメージを膨らませていきました。
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