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思い宝
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| 作詞 楠木葵 |
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自転車乗って ふざけてて
風よりも速く 坂道共に駆け抜けた
他愛のない会話が 宝物に変わることを
僕らは まだ知らない
教科書にらくがきしながら アイコンタクト
何より速く 教室共に抜け出した
どうしようもない今が 懐かしく思える日を
僕らは 予\想できなかった
ああ 夏が来て秋が来て 大人の扉が来て
別々の足音 遠くに聞こえる
走った校庭 飛び越えた柵
この感動に いつしか泣けるときが来るのだろうか
走った青春 拒否した未来
踏み切りに飛び込んで ああいつしか共に笑えたら
卒業控えて 受験して
何よりもまず 自分優先勉強、勉強
気がついたら 思い出作りも時間がない
僕らは やっと知ったんだ
ああ 冬が来て雪溶けて 目を逸らせなくて
別々の道が もうすぐそこに
歩いた廊下 くぐった玄関
見慣れた景色に いつしか泣けるときが来るのだろう
転んだ青春 引きずる幼さ
下駄箱に押し込んで ああ今日も終わりが来る
切ないけどさ つらいけどさ
まったく違う道を 歩いても
全然違う扉 くぐっても
消えない傷じゃなくて 強さになる傷なんだよね
だから今は、、、
ああ 冬が終わる春が来る 僕らがいる
別々の道 歩き出す
走った校庭 飛び越えた柵
あの感動に そうさ僕は今泣いた
走った青春 出会った未来
踏み切りに飛び込んで ああいつしか共に笑えたら
走った廊下 飛び越えた窓
その光景に 懐かしさを付け足して歩き出す
走った卒業 出会った友よ
その光横において 一緒に笑えたらそれでいい
涙目に映した 校門
僕らの出口 そして夢への 入り口
ああいつしか友よ また出会えたら一緒に語ろう
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