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タ・パンタ
作詞 アルミシン
夜は街灯が街を優しく照らしてくれるから
その光の中で僕は僕を確認できるんだ

もしも街灯に限らず光がこの世から消えたなら
冷たい闇夜など僕は絶対望みはしないだろう

光が無ければ闇は見えないから
闇が無ければ光は見えないから
色々な物は対等に成り立っているんだ

時は絶え間なく僕らを巻き込み無情に流れている
その波があるから光が有から無へと流れている

もしも時の流れが永久に止まってその場に留まれば
この光の流れもただの微かな篝火となるだけ

時間が全てを洗い流す朝を
時間が新たな悲しみ持ち込む夜を
何回も越して僕達は今ここにいるんだ

全ての物事は枠にはめられて認識されている
枠にはめることは全てではないけれど必要だ

もしも形を辿る枠組みがここから無くなれば
縦横無尽に華と醜が飛び散り消えるだろう

見続けていたい輝かしい未来と
忘れ去りたい深く暗い過去の
狭間を枠にはめた場所に僕はいるんだ

万物にはちゃんと理があって
それに沿って枝葉が伸びている
きっと君も手を伸ばせば
少しは近づけるはず

開いた窓から覗き込んだ星も
閉じかけた窓に吹き込んだ風も
それぞれに人では届かない何かがあるんだ

その何かを僕達は探し続けているんだ

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公開日 2006/02/05
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コメント タ・パンタ=万物って意味で・・・これも字脚合わせてみました♪
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