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仄かな幸せ
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作詞 n.j |
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おかえり
笑ってくれる貴方がいる
一種の浮遊感と共に訪れる 小さな安堵感
それを返す私の顔は
きっと笑顔に満ち溢れている事
いなくなった思い出を思い出すよりも
今の貴方との些細な会話を楽しむ方が
ずっとずっと価値がある
そう思うの
手を差し伸べてなんて言わないから
私が帰ってきたら
貴方はいつも通りにソ\ファに座って
少量のお酒の入ったグラスを傾けて
そしておかえりと微笑んで
それが私のお願い
ベランダに出て外を見渡すと
いつもより綺麗に見えるの
遠くにある都会は まるで雨よ
そして私はソ\ファに座っている貴方に振り返って
嬉しそうな顔を見せる
そして一緒にお酒を飲む
ささやかなお話を肴にしながら
それが私の楽しみで 精神安定剤
おかえりとそう言ってくれる貴方の
ちょっと照れくさそうな微笑が
私は一番好きな顔
そう言ったら 貴方は同じように
照れくさそうに微笑んでくれた
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