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オトギバナシ
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作詞 n.j |
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風が運んでくるオトギバナシ
それを僕は頬で感じながら読んでいるんだよ
キミが僕に唯一残してくれたお話
少しだけ 僕の汚れている部分を浄化してくれるね
風を感じながら 僕は君の作るオトギバナシを聞いているよ
不思議だと思うね
口を閉ざした僕にとって
キミは最高の絵本の作家さ
いつか大きな花束を抱えて
僕は君に花を贈ろう
そのとき 僕はキミに「最高に綺麗だよ」と
褒めてあげるね
照れて笑う君が脳裏に浮かぶよ
何もなかった僕にとってキミは最高の宝物だよ
だからキミに会いに行こう
そして今度は僕が作った不器用なお話を聞いて
花束を持っていくよ
これでもか、というほどに綺麗で可愛らしい
大きな花束を
そして愛しにいこう
それが僕の最後の到着点であり
それが僕の最初の出発点だから
僕はまた感じているよ
君の作った可愛らしいオトギバナシを…
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