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白銀華-霧の中へ-
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作詞 銀緒 |
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静かに舞い降りる 白い花びらは
白い景色の中へ 消えた
霧に隠れた 道の先へと
踏み出すことが 勇気ならば
己の傷を顧みるのは
臆病なのかな 君は居ない
君は言った 「構\わない」と
それならなぜ涙見せる?
静かに舞い降りる 白い花びらは
僕の手のひらの上で 消えた
苦しく耳に響く 白い吐息の音
締め付ける 何も無い胸を
木枯らしの中 涙は枯れず
過ぎていく日は ぼやけていく
夜さえ明るく見せる 灯かりの中
君は霧の中へと 隠れていく
声にならずに 足音だけが 響いて
強く願っても 徐々にとけていく
僕の中咲き誇った花は
少しずつとけていく 何も言わずに
失くしたくない 君の言葉 君の涙
互いに手を伸ばしても 繋げないほど
離れてしまった もう逢えないかな
少し老いた 涙もろく
君の笑顔が 霞んでしまう
僕の中に刻まれた 純白の姿
君は霧の中へと 隠れていく
声にならずに ただ ただ 見送るだけ
強く願っても 徐々にとけていく
静かに舞い降りる 白い花びらは
白い景色の中へ 消えた
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