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エデン
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作詞 ree |
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湖上に浮かぶ城 月がともればきっと
叙事詩がさざめく ビロードの幕が
ひだに包まれた皮肉をもてあます夜
ゆがんだラテンにからまるステップ
届かず嫉妬に飲まれてく腕
闇夜にとけていくぬばたまに
気付かせてよ 本当は分っているけれど
知らないふりなんかしないで 手をのばしてつかんで
あなたがあの娘と踊るなら 今日はナイフと踊ろう
狂ったソ\ナタにみだれる足音
一夜かぎりにすがりつく手のひら
白いシーツにころがるみだれ髪
赤い実咲き乱れるエデン
忘れさせてと願う心が
引き合うことのない星を求めている
朽ちた黒薔薇 届けば開かれる
古城に浮かぶ嫉妬の灯火
どなたさまでも めくるめく愛憎のドラマをどうぞ
気付かないで 理想を比べてなんかいない
知らないふりをしていなさい 爪を立ててあげよう
あなたがあの娘に溺れるならば 今日は快楽に沈もう
愛に飢えた蛇たちの集う最果て
忘れさせてと願う心が
めぐりあうことのない星を望んでいる
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