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いじめられ日記
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作詞 A ちあき |
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いつもあなたに従ってる。
あなたが保健室に行く時は
あたしはいつもついて行く。
授業に遅刻してもついて行く。
あたし高校行きたいの。
本当は遅刻なんてしたくない。
あなたが日番の時は
あたしが全部やる。
それはだいぶん前からの決まりで、
破ろうと思ったこともないくらい。
あたし、洗脳されてるみたい。
あなたが煙草吸ってる時は、
あたしは廊下で見張り役。
もし先生が来たら来たとしたら、
あたしが身代わり。
放課後は残ってちゃいけないから。
理科室前には行っちゃいけないから。
この前も、その前も
あなたは隠れて笑ってた。
先生はなんにも気付かない。
あなたが笑ってることも、
あたしがそこにいる理由も。
なにもわかってない。
泣きたかった。
怒られてるから泣くんじゃない。
ただ、涙流すとストレスまで流れてくれるような、
そんな感じがしたから。
でも、泣いてもその理由をわかってもらえるわけでもない。
よけいにあなたに馬鹿にされるだけ。
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