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僕のライオン。
作詞 赤月
怖がりのライオンは目を伏せて 涙を流した
「何も見えない」と
暗がりのなかで僕は手を添えて 涙を流した
ここは何処なんだ


群れのなかで大声で吠えて 獲物とも間違われて
パズルが成り立たない


月明かりの下で 我をあずけた
何も感じないモノのように
何も見えないヤミのように
僕のライオンはひっそりと 眠りに落ちた…



小さい小さい土管のなかで 声が聴こえた
「助けてくれ」と
居場所を知らない僕の心で 声が消えた
月だけが見る


群れのなかで大声で鳴いて 獲物とも間違われて
それでも僕は平気


月明かりの下で 我をあずけた
光る星と暗い僕に
息を引き取ったライオンが
僕の目の前でひっとそりと眠りに落ちた…


怖がりのライオンは目を伏せて 涙を流した
「光がまぶしい」と
小さい小さい土管のなかで 声が消えた
「助けてくれ」と


月明かりの下で 我をあずけた
何も感じないモノのように
息を引き取ったライオンが
僕の目の前でゆっくりと眠りに落ちた…


それでも僕は平気。

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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公開日 2005/10/04
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コメント 悲しいライオンのお話。独りぼっちのライオンと、病弱な男の子。見る価値はわかりませんがねー、何か共感できるものがあるといいです。
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