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コリウスの花
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作詞 マサ |
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両腕の棘は抜けないまま
それでも前に進みたかった
ポケットの中の呻き声は
二人の先を知ってた訳か
枯れた舌先 微かな痺れ
引きちぎるのは 確かな怒り
貴女と出会いさえしなければ
今でも少しの寂しさ抱えて
笑顔を浮かべては偽りの
幸せ抱きつつ泣いていただろう
最果ての島で羽ばたいてく
新たな光見つけたのかい
ポケットの中の呻き声を
取り出す術も失くしたようだ
「何処に行くの」 静かな笑みで
髪先だけが 最期を辿り
明日を望みさえしなければ
今でも二人は怯えを抱えて
笑顔を交わしてはコリウスに
震えを詰め込んで泣いていただろう
ラララ ラララ
唄を忘れた鳥と
ラララ ラララ
虹を忘れた空と
ラララ ラララ
羽を失くした雲と
ラララ ラララ
君を失くした僕と
ラララ ラララ
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