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その言葉を愛だと騙して
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作詞 月猫 |
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此処に堕ちた天使は
酷く切なく見えて
時を重ねる毎に
恋しくなるのでしょう
好きだと喚き散らしても
「嘘吐き」と軽くかわされ
その言葉を愛だと騙して
病んだ声で名前を叫んで
この痛みを恋だと笑って
軋む腕で心を包んで
硝子玉の明日は
酷く綺麗ですから
拾い集める程に
哀しくなるのでしょう
夢が有るのと語っても
「頑張れ」と気のない答え
その言葉を夢だと騙して
割れた爪で傷跡なぞって
この涙を嘘だと笑って
錆びた靴で未来を砕いて
その言葉を愛だと騙した
嘘吐きな私と貴方には
作り笑いがよく似合います
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本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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