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in the
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作詞 二色 |
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ある朝ふと頭に浮かぶ 世界をスケッチした
1色のはずのスケッチが 鮮やかになった夢を見た
赤い影がひっそりとのびる 僕はその先に立つ
暗い雲がぐったりとのびる 僕はその下に立つ
ゆっくりと身体を揺らす ゆったりと風が這う
こそりと耳元で風が鳴く こそりと唄を歌おう
親愛なる友人へ この唄を届けたい
親愛なる恋人へ この唄を聴かせたい
ある朝ふと目覚める スケッチは消えている
あるはずのスケッチが 目覚めと共に消えていた
青い顔がのっそりとのぞく 僕は鏡の前に立つ
黒い瞳が眉根を寄せる 僕はきっと不機嫌だろう
ゆっくりと空を仰ぐ ゆったりと風を切る
するりと腕が弧を描く こそりと涙を流そう
親愛なる友人へ あのスケッチを届けたい
親愛なる恋人へ あのスケッチを捧げたい
知っているかい? あのスケッチ
僕の心の中そのままなんだけど
知っているかい? あのスケッチ
疲れたこの世界の姿なんだけど
親愛なる友人へ そのスケッチは秘密だよ
親愛なる恋人へ そのスケッチは秘密だよ
親愛なる友人へ 親愛なる恋人へ
どのスケッチを探してたんだっけ?
忘れぬように 忘れぬうちに 忘れることなく 忘れ去られた
親愛なる友人へ 僕のスケッチは幻さ
親愛なる恋人へ 僕のスケッチはただの夢
ごめんね もう忘れない、もう失くさない 僕の夢
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