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かさぶた
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作詞 ハンターの王 |
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忘れられないと枕を濡らした
あなたはどこかへ行ってしまった
膿んだ傷口がじゅくじゅく痛くて
軟膏だけでは塞ぎきれなかった
あれほど想っていたはずなのに
かさぶたは剥がれてしまった
よどみなく続く時間のなかで
あなたは少しだけわたしを包んでくれました
どうしようもない人だったけど
それでもわたしは幸せでした
冷たい指でいいからさすってと
疼きだした古傷が叫んでる
あれほど想っていたはずなのに
今はあなたじゃない人に惹かれてる
みだれなく巡る季節のなかで
わたしはひとまわりだけ大きくなりました
どうしようもない女だったけど
それでもあなたがいてくれたから
かぎりなく永い時代のなかで
あなたとわたしはやっと出逢えました
後にも先にもそのときだけでも
それでもわたしは幸せでした
今度は彼と仲良くするから
それならあなたも幸せですか
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