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いつか、また
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作詞 RIHO |
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ねぇ、私の気持ち、分かってくれなくてもいいよ。
ただ、あなたは今も笑っていてね??
雨ばかりの6月。
「別れよう」と言ったのは私。
考えてたことは、
あなたが「付き合おう」って言ってくれた日のあの青空とか
「俺のどこが好き?」っていったあの時のあなたの笑顔とか
けんかした後に駐車場でぎゅって抱きしめてくれたこと
とか
幸せなことばっかり・・・
笑ってるあなたのことばっかり・・・
「うん」って頷いたあなたは、
あのときどんな気持ちだったの?
何を考えてたの??
付き合っていたら、いつかお互いが重荷になると、気づいてた。
今、離れなかったら、もっとつらい別れが来ると、分かってた。
頑張ってね、振り向かないで。
私のことは忘れてね。
あなたがいなくなったあとに、一人で泣いた。
愛されていると、分かってた。
愛していると、分かってた。
それでも、別れが必要なのだと、ずっと気づいてた。
「はじめから最後まで、お前のこと好きじゃなかった。」
そう言って、あなたゆっくり私に背を向けた。
だんだん背中が遠くなる。
震えてたくちびる。
あなたが嘘ついてるときは、すぐ分かるんだから。
どんだけいっしょにいたと思ってるのよ。
あなたの気持ちが、痛いほど分かるのに
こんなに思いあっているのに、
どうしたって、未来はつながらない。
きっといつか、つらくなる。
別れてから、離れてから、1週間経って
やっと涙が止まって
やっと雨も上がって
あなたから届いた1本のメール。
「生まれ変わっても、また
今の俺で、今のお前に出会いたいです」
さようならは言わなかった。
最後まで、私たちは「さようなら」といえなかった。
ありがとう・・・ありがとう。
やっと止まったはずの涙が溢れ出す。
私も、こんなふうに悲しい未来があったとしても
またここに生まれつくことができたなら
あの日の、あの場所で
もう1度あなたに会いたいです。
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