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浮世草子
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| 作詞 暁 愛羽 |
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息苦しい浮世世相
曖昧な感情という錆びた鉛ぶら下げて有機ガスが喋る
死者数の報道に大人はしかめっ面
１７歳が人を殺めればその度しかめっ面
「死にたい」と漏らせばまたしかめっ面
手首を切れば目をつり上げ怒鳴る
浮世はもう古き良き時代じゃないのよ
何時まで昔話で通すつもり？
生きようと必死に藻掻くあたし達がそんなに見苦しいですか？
それなのに「死ぬな」と云うのは可笑しいわ
頭に来て仕方が無い
血生臭い浮世世相
人身売買なんて今に始まった事じゃないのにブラウン管越しに男を批難
議員だろうが教師だろうが
警察だろうが皆人間
医者だろうが介護師だろうが
息子だろうが皆同じ人間だろう？
浮世はもう荒れ廃れた時代なのに
何時まで昔話の観点で居るつもり？
生きようと必死に叫ぶあたし達がどれだけ痛いと思う？
それなのに「死ぬな」で片付けるのは違うわ
理解が足らなさ過ぎて嫌んなる
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