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ボクニデキルコト
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| 作詞 ξ千沙都ξ |
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「人のことなんて考えてられるか・・・。」
境界線の向こうから、君は言った。
誰の事も信じられなくなった瞳は、
探るように僕を見つめていた。
「他人事なんてかまってられるか・・・。」
もう一度確かめるように、君が言った。
誰の事も入れようとしない心は、
何重にも重なった境界線の内側で
頑なに閉ざされていた。
自由な鳥の様に 飛んで行きたいといっても
僕には翼も そんな勇気さえも無いけど
人に翼を与える事は
出来る気がしたんだ。
「人のことだって思っていられるさ・・・。」
境界線をなぞりながら、僕は言った。
誰の事も信じられなかった瞳も、
一人だけじゃ生きていけないんだよ。
「他人事だって自分につながるさ・・・。」
自分に言い聞かせるように、僕が言った。
誰の事も恐れずにいられない心は、
暗くて深い闇の見えない程に奥では
誰よりも愛を求めてた。
自由に広がる空に 飛んで行きたいといっても
僕には翼も そんな知恵さえも無いけど
人に夢を与える事は
出来る気がしたんだ。
自由な鳥の様に 飛んで行きたいといっても
僕には翼も そんな勇気さえも無いけど
人に翼を与える事は
出来る気がするんだ。
君に翼を与える事は
僕に出来ると思うんだ。
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