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高く見える壁 幻想のたぐい
作詞 羂鬼
目の前に平然と立ち尽くす壁
ものすごく高い 超えられやしない
自分の目で見たものは信じていた
他人の言葉は信じれなかった

高く見える壁 幻想のたぐい
知り合いの助言に耳を塞ぎ 目を見開いた
そんな 人を信じれないことなんて
誰も知らなくていい 僕のことなんか誰もしらなくていい

一人が どんなときよりも心地良くて
孤立することが癖になりそうで
ただ一人 信じれたはずの人間も
今じゃ信じれない ボーダーライン超えたから

この世界にも平和が訪れる
いつの日か 背中に率いた仲間たち
隣にいてくれた人でさえ 見失う
涙流せば 拭ってくれた そんな日々・・・・

高く見える壁 限界のたぐい
黒く染まる空 枯れ果てた樹木たち
置いてかれてくことに不安はなくて
もういらない とさえ感じた
もう・・・一緒に泣けなくてもいいのかもしれない

後ろ振り向いても誰もいない
隣にも誰もいない 手の触感もないんだ
鉛筆を片手に 書き出そうとした気持ち
一枚の紙に 書けるだけ書いた

「また・・・」なんだろうこの一言は
手が勝手に動く 僕の意思じゃない 考えじゃない
「また・・・笑い会えるかな・・・」
何かが僕を動かそうとするんだ
動かそうとしてたんだ 気づかなかった

高く見える壁 友情のたぐい
笑えない冗談も言えていた
人に言えないことだって 言い合えた
隠し事なんかなかったんだ 唯一信じれるものがあった
純粋さが一歩後退 壁の高さに圧倒されて

冗談じゃ済まされないことだってある
友情がそれを抑えてくれていた それだけで
友達という関係にこれ以上飾り付けなくていい
何がいけなかった 一人でいることを望んだ
それが僕の人生最大の汚点だった

一通のメールが嬉しかった
子供みたいなじゃれ合いが楽しかった
殴りあった 傷つけあった傷跡が 今じゃ栄光

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公開日 2005/07/15
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羂鬼罎気鵑両霾
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